眠いしお腹すいたし(´・ω・`)

C#関連を主に書きます。掲載内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

Xamarin.FormsでLink表現してみた( ̄ー+ ̄)

今回はXamarin.FormsでLink表現をおこなってみました。

LinkerLabelって名前にしています。

完成動画はこち

https://sleepyandhungry1984.tumblr.com/post/162190761683/links-in-label-for-xamarinforms
sleepyandhungry1984.tumblr.com

コードはこち

github.com

スマホアプリでリンク表現が正しいのか・・・

..(/^^)/ ソレハコッチニオイトイテ

表現手段が増えることは良い事です。

利用方法

まずは、このLinkerLabelをどのように使うかのコードを示します。

          <shared:LinkerLabel Text="{Binding BaseText}" 
                              FontSize="15"
                              VerticalOptions="Center" HorizontalTextAlignment="Start"
                              HorizontalOptions="Center"  ItemsSource="{Binding LinkWords}" Command="{Binding LinkCommand}"/>

LinkerLabelはLabelを継承していますので基本的にはLabelです。

Labelとの違いはItemsSourceとCommandのBindablePropertyを持っている事です。

ItemsSourceにIEnumerableを渡してあげると、Text文字列中で、その配列に含まれる文字と一致する部分をLink表現にします。 そしてCommandを設定しておくとLink部分をタップした際にコマンドが実行されコマンドプロパティとしてタップした文字が渡されます。

ItemsSourceは当然INotifyCollectionChangedに対応していますのでItemsSourceを変更すればLink表現も追従します。

今回のサンプルのViewModelはLinkerLabel/MainPageViewModel.cs at master · yuka1984/LinkerLabel · GitHubですが画面から入力した文字列をLinkWordsコレクションに追加する事でLink表現が変化しています。

では実装方法を見ていきましょう。

共通実装部分

LinkerLabel/LinkerLabel.cs at master · yuka1984/LinkerLabel · GitHub

Labelを継承してItemsSourceやCommand、LinkColorのプロパティを増やしてそれに対する実装をおこなっています。

ItemsSourceが変更された際には

        private void UpdateMatchWords()
        {
            var txt = Text;
            var buffer = new List<MatchWord>();
            var sources = ItemsSource.Cast<string>().ToList();
            foreach (var source in sources)
            {
                var matches = Regex.Matches(txt, source);
                if (matches.Count > 0)
                    foreach (Match match in matches)
                        if (!buffer.Any(x => x.StartPosition <= match.Index && x.EndPositon >= match.Index))
                            buffer.Add(new MatchWord
                            {
                                Word = source,
                                StartPosition = match.Index
                            });
            }
            _matchWords = buffer;
            OnPropertyChanged(nameof(MatchWords));
        }

こんな感じでTextからLink箇所を抽出して配列化してinternalなプロパティMatchWordsを設定しています。

Rendererの方でMatchWordsの変更を受け取ってプラットフォーム毎にゴニョゴニョする感じになります。

Androidの実装

コードはこち

LinkerLabel/LinkerLabelRenderer.cs at master · yuka1984/LinkerLabel · GitHub

qiita.com

ほぼ記事そのままの実装なので詳細はこちらの記事を見てください。

要約するとSpannableStringというクラスを使うことでリンク表現できますよ~ってことです。

iOSの実装

コードはこち

LinkerLabel/LinkerLabelRenderer.cs at master · yuka1984/LinkerLabel · GitHub

qiita.com

ほぼ記事そのままの実装なので詳細はこちらの記事を見てください。

要約すると

NSMutableAttributedStringというクラスを使うことでリンク表現できますよ~

Tap検出はUITextView.GetClosestPositionToPointできますよ~

でもLabelのiOSでのプラットフォームコントロールはUILabelなのでできませんよ~

なので仮想のUITextViewを作ってtap検出しましたよ~

っていう感じです。

Xamarin iOSでNSLocationInRange関数が見つからなくて代替手段を考えるのに少し時間がかかりました。

おわりに

今回はしませんでしたがURL検出などを行うようにすればAndroidのLinkifyみたいなこともXamarin.Formsでも可能かもしれませんね。

最近はXamarin Androidでの開発の勉強をしていてDroidKaigi2017アプリをXamarin Androidで書くとどうなるか?みたいな研究をしているのですが、これが本当に難しくて今まで私がXamarin Nativeに思っていた事と現実にはかなりの差があって、考えを改めながら色々と作っている最中です。

ずっとローカルで作業していたのですが最近GitHub上に公開しました。

GitHub - yuka1984/DroidKaigi2017forXamarin

まだまだなのですが、少しずつXamarin Androidでの開発を習得していきたいと思います。

それではまた~(^^)/

Xamarin.FormsでSnackBarを表示してみた

はじめに

今回はAndroidのSnackBarをXamarin.FormsでAndroid/iOSで実装してみました。

完成動画はこちら

コードはこちら

github.com

SnackBarはAndroidのマテリアルデザインライブラリに含まれる表現で、画面下からちょこっと出てきて通知を行ったりToastと違いタップによって動作を行ったりすることができます。

今回はXamairn.FormsでSnackBarをAndroid/iOSで使用してみたいと思います。

共通部分解説

まずは共通ライブラリで使用するインターフェース

public interface ISnackBar
{
    void Show(string text, int duration, string actionText, Action action);
}

本来ならもっとオプション化が必要になりますが、今回はそれは主旨ではないので省きます。

Android実装開設

XamarinForms_SnackBar/AndroidSnackBar.cs at master · yuka1984/XamarinForms_SnackBar · GitHub

AndroidはSnackBarを直接呼び出しているだけなので特に特殊なことはないです。

iOS実装開設

XamarinForms_SnackBar/TouchSnackBar.cs at master · yuka1984/XamarinForms_SnackBar · GitHub

考え方としてはUIViewでSnackBarの見た目を構築してUIView.Animateにて表示アニメーション、時間経過後およびAction実行時に閉じるアニメーションを行っています。

KeyWindowにAddSubViewしているのでXamarin.Formsで画面遷移してもSnackBarは表示されたままになります。

これを例えば表示中のViewに表示したいようなケースの場合にはwindowsのPresentatedViewControllerにAddSubViewすればよいです。

How to acces the current view UIViewController from an external service — Xamarin Forums

SnackBarのレイアウトはLaytouAnchorを使用しています。

iOS 9で追加されたNSLayoutAnchor使うと簡単にわかりやすく間違えずにNSLayoutConstraint(制約)が作れます【Auto Layout】 - Qiita

UIView.Animateでは定義したTopのLayoutAnchorに対してConstantプロパティを変更してAnimationを行っています。

UIView.Animate(OpenDuration, () =>
{
    initialTop.Constant -= BoxHeighy;
    window.LayoutIfNeeded();
});

AndroidのSnackBarは重ねて表示するということがなくSnackBar表示中に別のSnackBarを表示した場合には、まず現在表示中のSnackBarが閉じて新しいSnackBarが開くという動作になるため、iOSでもそのように実装しました。

_addedsnacks にUIViewと表示待機ノ為のTask.Delayに設定したCancellationTokenSourceを保持させておきShowメソッドが呼び出された際にはClearSnackにてDelayをキャンセルさせて表示中SnackBarを閉じ、その後新しいSnackBarを表示します。

private async Task ClearSnack()
{
    var count = _addedsnacks.Count;
    foreach (var added in _addedsnacks)
        added.Item1.Cancel();

    await Task.Delay((int) (CloseDuration * 1000 * count));
}

Actionの実行に関しては引数で受け取ったActionクラスを使って表示待機をキャンセル後Actionを実行しています。

button.TouchUpInside += (sender, e) =>
{
    cancel.Cancel();
    action();
};

SnackBarの利用

めんどくさがってすいません。

もう少しちゃんと実装するならDependencyService使うなりContainer使うなりしてください。

    public partial class SnackBarSamplePage : ContentPage
    {

        public SnackBarSamplePage()
        {
            InitializeComponent();
            SnackButton.Clicked += ButtonOnClicked;
#if __IOS__
             snackbar = new SnackBarSample.iOS.TouchSnackBar();
#else
            snackbar = new SnackBarSample.Droid.AndroidSnackBar();
#endif
        }
        private ISnackBar snackbar = null;

        private void ButtonOnClicked(object sender, EventArgs eventArgs)
        {
            snackbar.Show("Description" + DateTime.Now.ToString(), 2500, "Click", () => { DisplayAlert("alert", "click", "close"); });
        }
    }

おわりに

いかがでしょうか?

こんな感じで割と簡単にアニメーション付きの特殊動作などを実行することができます。

ではでは( `ー´)ノ

Xamarin.FormsでCustomRendererでContentPageをカスタマイズしてみる

はじめに

今回はContentPageのRendererを継承したクラスを作成してContentPageをカスタマイズしてみたいと思います。

完成品はこちら

f:id:tamafuyou:20170513004320g:plain

コードはこちら

github.com

IsBusyプロパティに連動したローディング表現を実装してみます。

以前はに書いた記事ではNavigationPageでIsBusyがTrueになった時に単純にインジケータを動かすだけでしたが

IsBusyがTrueになった時にインジケータの表示に加えてページをスライドアウトさせて非表示にしIsBusyがFalseになった時にはページがスライドインしてくるような動作をAndroid/iOSで書いてみました。

更にIsBusyがTrueになってから1秒のDelay後にローディングが行われるようにしました。

ページの実装

XamarinFormsLoadingPage/MainPage.xaml.cs at master · yuka1984/XamarinFormsLoadingPage · GitHub

Pageでの実装は今回もボタンをクリックするとIsBusyが変化するだけのものです。

ボタンをクリックするとIsBusyがTrueになります。

2500msec後にIsBusyはfalseになります。

その途中にボタンをクリックした場合にはIsBusyはfalseになります。

Androidの実装解説

XamarinFormsLoadingPage/LoadingPageRenderer.cs at master · yuka1984/XamarinFormsLoadingPage · GitHub

PageRendererクラスを継承して実装を行います。

AndroidのPageRendererはVisualElementRendererを継承しているわけですがVisualElementRendererはAndroidのViewGroupを継承しています。

ビューとビューグループ - Android入門

部品(View or ViewGroup)を組み合わせて画面を構成できます。

セットアップ

まずはクラスセットアップとしてOnElementChangedにてAddViewを使ってAndroid.Widget.ProgressBarを追加します。

_progress = new AProgressBar(Context, null, Android.Resource.Attribute.ProgressBarStyleSmall)
{
    Indeterminate = true
};
AddView(_progress);
_progress.Visibility = ViewStates.Invisible;

次にValueAnimatorの設定を行っています。

ValueAnimatorは

AndroidでもiPhoneに負けないようなアニメーションを実装してみよう - Yahoo! JAPAN Tech Blog

アニメーションを実行するために、アニメーション中の値を計算して、それらの値をターゲットオブジェクトに設定するための、簡単なタイミングエンジンを提供します。

というものでこれを使用してIsBusyが変化したときのアニメーション動作を作成ています。

if (animator == null)
{
    animator = ValueAnimator.OfFloat(0f, 1f);
    animator.SetDuration(300);
    animator.Update += (s, a) =>
    {
        var view = GetChildAt(1);
        var width = view.Width;
        var height = view.Height;
        var c = (float) a.Animation.AnimatedValue;
        view.Left = (int) (width * c);
        view.Right = view.Left + width;

        _progress.Alpha = c;
        System.Diagnostics.Debug.WriteLine(c);
        ;
    };
}

0fから1fまで300msecで変化して変化のたびにUpdateイベントを発行してくれるような感じです。

値を使用して画面のスライドアウトとプログレスバーのAlphaを同時に変更しています。

レイアウト

OnLayoutのoverrideにてプログレスバーの位置を調整しています。

真ん中よりちょっと上くらいに表示させます。

var width = r - l;
var woffset = (width - 100) / 2;

var hoffset = (b - t) / 10;

_progress.Layout(l + woffset, t + hoffset, r - woffset, t + hoffset * 4);

IsBusy

OnElementPropertyChangedのoverrideにてIsBusyが変化したときの動作を実装しています。

IsBusyがTrueになった場合ValueAnimatorにStartDelayを設定しStartしています。

IsBusyがFalseになった場合にはValueAnimatorでStartDelayを0にしてReverseしています。

Reverseすることで1f -> 0fにアニメーションしていくのでIsBusyがTrueになった時の逆のアニメーションが行われます。

Pause Resuemeを使用することでアニメーション中にIsBusyの変化が起きた場合に対応します。

    var view = GetChildAt(1);
    if (view != _progress)
    {
        if (animator.IsStarted)
            animator.Pause();
        if (page.IsBusy)
        {
            _progress.Alpha = 0;
            if (!animator.IsPaused)
                animator.StartDelay = 1000;
            else
                animator.Resume();
            animator.Start();
        }
        else
        {
            animator.StartDelay = 0;
            if (animator.IsPaused)
                animator.Resume();
            animator.Reverse();
        }
    }

iOSの実装解説

XamarinFormsLoadingPage/LoadingPageRenderer.cs at master · yuka1984/XamarinFormsLoadingPage · GitHub

PageRendererクラスを継承して実装します。

iOSのPageRendererクラスはUIViewControllerクラスを継承して実装されているためカスタマイズする際にはUIViewControllerでできる事は全てできます。

UIViewControllerまとめ - Qiita

UIViewControllreの位置づけというのはFormsのPageと近いものがあると思います。

ただXamarin.FormsでのUIViewControllerの使われ方という側面でいうと、本来のUIViewControllerの使われ方とは少し異なる感じですので注意が必要です。

セットアップ

UIActivityIndicatorViewをViewにAddSubViewで追加します。

if (_indicator == null)
{
    _indicator = new UIActivityIndicatorView(UIActivityIndicatorViewStyle.Gray);
    View.AddSubview(_indicator);
    Indicatorconstraint(_indicator);
}

レイアウトはLayoutAucherを使って設定します。

iOS 9で追加されたNSLayoutAnchor使うと簡単にわかりやすく間違えずにNSLayoutConstraint(制約)が作れます【Auto Layout】 - Qiita

Xmarin.FormsでいうRelativeLayoutに近い感じで設定できます。

私自身はこちらの方が書きやすくてよいです。

CreateAnchorした後に.Activeプロパティをtrueにしないと制約が確定しませんので注意が必要です。

よく付け忘れて制約が適用されずに悩む事をしてしまうことが多いです。

CenterX CenterYを使うことで中央より少し上くらいに表示します。

TranslatesAutoresizingMaskIntoConstraintsをfalseにしないと制約が適用されません。

UserInteractionEnable = falseとするとタップしても反応せずに背面に透過します。

protected virtual void Indicatorconstraint(UIActivityIndicatorView indicatorView)
{
    indicatorView.CenterXAnchor.ConstraintEqualTo(View.CenterXAnchor).Active = true;
    indicatorView.CenterYAnchor.ConstraintEqualTo(View.CenterYAnchor, -30).Active = true;
    indicatorView.TranslatesAutoresizingMaskIntoConstraints = false;
    indicatorView.UserInteractionEnabled = false;
}

IsBusy

今回はUIView.Animateを使用してみました。

ただこういうケースでは本来はUIView.Transitionを使うのが良いとは思うのですがレイアウト面がまだ使いこなせていないのでAnimateとしました。

iOSアプリ開発でアニメーションするなら押さえておきたい基礎 - Qiita

こちらの記事で学習できます。

UIView.Animateを使用して

  • インジケータのAlphaを0から1fへ変更
  • Pageの中身のView(PageのXAMLiOSのUIViewに変換された様なもの)のAlphaを1fから0fへ変更
  • Pageの中身のviewの位置を0fから1fの値の変化に応じて移動

というアニメーション動作を設定しています。

戻す際には逆動作となります。

if (e.PropertyName == "IsBusy")
{
    var isbusy = (Element as Page).IsBusy;
    var view = View.Subviews.First(x => x != _indicator);
    var distance = view.Frame.Width > view.Frame.Height ? view.Frame.Width : view.Frame.Height;
    view.Layer.RemoveAllAnimations();
    if (isbusy)
    {
        _indicator.Alpha = 0;
        _indicator.StartAnimating();
        UIView.Animate(0.3, 1, UIViewAnimationOptions.CurveEaseIn
            , () =>
            {
                view.Frame = new CGRect(View.Frame.X + distance, View.Frame.Y,
                    view.Frame.Width, view.Frame.Height);
                view.Alpha = 0;
                _indicator.Alpha = 1;
            }
            , null);
    }
    else
    {                    
        UIView.Animate(0.3, 0, UIViewAnimationOptions.CurveEaseOut
            , () =>
            {
                view.Frame = new CGRect(View.Frame.X, View.Frame.Y,
                    view.Frame.Width, view.Frame.Height);
                view.Alpha = 1;
                _indicator.Alpha = 0;
            }
            , () => { _indicator.StopAnimating(); });
    }
}
            

また今回はUIViewControllerのViewからインジケータもPageのViewもRemoveSubViewせずに実装しているのでWillAnimateRotationのoverrideにてIsBusyプロパティに応じてPageのViewの調整を行っています。

このような感じでContentPageのRendererを拡張し様々な事を行うことができます。

ここからかなり詰めていけば、独自のNavigationやUXを実現することも可能です?

ではでは( `ー´)ノ

Xamarin.Forms AndroidでNavigationPageのアニメーションを変更してみる

はじめに

全国の

Xamarin Formsで何でiOSAndroidでNavigationPageのアニメーション違うんだ。

何でAndroidはスライドインしてくれないんだ。

とお嘆きの皆様、Xamarin Formsをお楽しみでしょうか?

今回はそんなAndroidのNavigationPageのアニメーションを変更してみようかと思います。

完成系

f:id:tamafuyou:20170422151651g:plain

解説

まず今回の主なコードです。

gist.github.com

NavigationPageに表示するページはFramgmentContainerクラスというFragmentを継承したクラスにて管理されています。

一つのFragmentContainerクラスに1つのPageクラスが乗っていて、ページのアニメーションをFragmentTransactionにより行なっているイメージです。

SetupPageTransitionメソッドはNavigationPageでPushしたりPopする前に呼ばれます。

ここでSetCustomAnimationsを行うことでナビゲーションアニメーションを変更することが可能になります。

FragmentTransaction | Android Developers

アニメーションに関してはリソース登録を行なって置きます。

今回は4種類のアニメーション設定を用意しました。

f:id:tamafuyou:20170422150041p:plain

中身はこんな感じです。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<set xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
     android:shareInterpolator="false">
  <translate
    android:interpolator="@android:anim/accelerate_decelerate_interpolator"
     android:fromXDelta="100%" android:toXDelta="0%"
     android:fromYDelta="0%" android:toYDelta="0%"
     android:duration="@android:integer/config_mediumAnimTime" />
</set>

Translateという物を使ってアニメーションを定義しています。

これらをpush / pop のためにSetCustomAnimationsで設定したあげています。

どうでしょうか?

まあ、Back時の動きおかしくない?って話もあるのですが今回は乗り越えることができませんでした。

もう少しFragmentのアニメーションに関して学習して乗り越えたいと思います。

最悪PRカモですが・・・

ではでは(〃^∇^)o

Xamarin.Forms IsBusyプロパティの活用

はじめに

Xamarin.Formsをお楽しみの皆様、いかがお過ごしでしょうか。

Pageクラスに存在しているのに割と使われる事が少ないプロパティ「IsBusy」

このプロパティがTrueの時に

iOSではなんか画面の上の方で微妙にクルクル回って

Androidでは微妙な大きさのIndicatorが回ったり回らなかったり

まあ多分あんまり利用している人多くないんじゃないかなぁとか勝手に思っております。

でもせっかくプロパティがあるんだから活かしたい。という事で

今回はAndroidのNavigationPageをカスタマイズしてちょっとかっこいい気がするIsBusy表現を作ってみたいと思います。

完成形

https://media.giphy.com/media/3o7btRdJFJMn0Nd4Dm/giphy.gif

コード

gist.github.com

解説

コードを見るとわかる通り、実はそんなに大したことはしていないです。

AndroidのNavigationPageRendererを継承したMyNavigationPageRendererを作成しています。

ポイントとしては3点。

  1. OnElementChangedをoverrideしてAndroidのProgressBarというViewを作成しAddViewでNavagationPageの子要素に追加する。

 AndroidのNavigationPageはToolbarとPageContainerという二つのViewで構成されているのですが、そこにProgressBarを追加する感じです。

if (_progress == null) {
    _progress = new AProgressBar(Context, null, Android.Resource.Attribute.ProgressBarStyleHorizontal)
    {
     Indeterminate = true
    }; 
    AddView(_progress);
    _progress.Visibility = ViewStates.Invisible;
}
  1. OnLayoutをoverrideして表示位置と大きさを決める。

OnLayoutのタイミングでProgressBarのレイアウトを設定します。 またこのタイミングで重なり順も指定してしまいます。 今回はToolBarのすぐしたくらいに配置しました。

for (var i = 0; i < ChildCount; ++i) {
    var view = GetChildAt(i);
    if (view is Toolbar) {
        _progress?.SetZ(view.GetZ() + 1);
        _progress?.Layout(l, view.Bottom - 10, r, view.Bottom + 10);
    }
}
  1. OnElementPropertyChangedをoverrideしてIsBusy変更時にProgressBarのVisibilityを変更して表示非表示を切り替える。
if (e.PropertyName == nameof(Element.IsBusy)) {
    var page = (NavigationPage) sender;
    _progress.Visibility = page.IsBusy ? ViewStates.Visible : ViewStates.Invisible;
}

あとは子ページのIsBusyに同期させたりしていますがしなくても良いかと思います。

どうでしょう?

たったこれだけで、なんかちょっとかっこいい気がしないでもないLoadingが作れちゃいます。

IsBusyのカスタム動作をCustomRendererで実装する利点としては必要なくなったらExportRenderer外しちゃえばよくてXamlとかViewModelに影響を与えずに切り替えられるっていう点が良いですね。

今回はこれまでです。

ではでは(〃^∇^)o

WeakなReactivePropertyを作ってみた

本題

ReactivePropertyを使う際にViewModelでModel層からToReactivePropertyなどを使う場合にモデル層にSubjectすることで強参照な結びつきが生まれてViewModelがいつまでも破棄されなくなってリークしてしまいます。

その解決アプローチとしてWeakReferenceを利用できないか考えてみました。

今回のリポジトリです

github.com

WeakReactiveProperty

とりあえずWeakなReactivePropertyを作成。

まずはWeakSubscriber。

gist.github.com

要するにWeakに購読します、みたいな感じです。

これを利用してWeakReactivePropertyを作成。

WeakReactivePropertyExtentions/WeakReactiveProperty.cs at master · yuka1984/WeakReactivePropertyExtentions · GitHub

基本的に素のReactivePropertyのObservableにSubScribeしている部分をWeakSubscribeに置き換える感じです。

詳細までは確認してません。

確認

まずは効果を検証するためにみんな大好きコンソールアプリでチェック

WeakReactivePropertyExtentions/Program.cs at master · yuka1984/WeakReactivePropertyExtentions · GitHub

結論としてはWeakReactivePropertyをViewModel側で使うとダメな感じ。

まだVMインスタンスが参照されているのにGC.Collect()で回収されてしまって動かなくなってしまいます。

良いパターンとしてはModel(コードで言うとWeakServiceクラス)のパターン。

モデル層でWeakReactivePropertyを使うとうまくいっています。

これならうまくいきそうなので実際にXamarin.Formsで検証してみました。

こんな感じのVMを作ります。

gist.github.com

App.csはこんな感じ。

gist.github.com

NavagationPageに沢山スタックさせてからバックボタンで最初のページまで戻ってカウントアップボタンを押します。

Weakでない普通のサービスクラスを使用するとデバッグウィンドウに作ったページ分のデバッグ出力が出てしまいます。

f:id:tamafuyou:20170315095634p:plain

所謂リークしている状態。

次にServiceをWeakServiceに書き換えて同じ動作を行います。

f:id:tamafuyou:20170315095900p:plain

いい感じに見える(; ・`д・´)

ただNavigationスタック上にはPageは一つしかないはずなのにデバッグメッセージは2行必ずでてきちゃう。

おそらくどこかでXFが参照を持っていると思われるのだけれども深追いはしないです。

最後に

一応こんな感じでWeakReferenceを使用したReactivePropertyでModel層を作る事でリークを解決できるかもしれないです。

ReactivePropertyの有識者の方、Xamarin.Formsチョットデキル以上な方で、この記事を読んでくれた人がいましたら

問題点とかおかしい点とか指摘してもらえると助かります。

よろしくお願いします。

ではでは(‘ω’)ノ

まどすた #2で登壇してきました

ごあいさつ

まだまだ部屋に未開封の段ボールがあります(´・ω・`)

冷蔵庫と電子レンジがありません(´・ω・`)

まだリビングテーブルも無いのでご飯食べるのがちょっと大変です(´・ω・`)

通勤電車はまだまだ慣れません(´・ω・`)

登壇してきました

どこで?

metro.connpass.com

VS2017記念でC#ユーザ会との合同勉強会というイベントにて登壇させていただきました。

登壇まで

人前で話すなんて大学の卒論の発表ぶりくらいでパワポ資料つくって話すなんてことも仕事でも全然経験なくて本当に初登壇って感じでした。

引っ越しなどでゴタゴタしてパワポ資料ができたりしたのが直前になってしまったのですが岩永さんに資料の添削などを手伝っていただいて何とか登壇することができました。

ありがとうございました。

内容

speakerdeck.com

タイトルと中身に少し違いがあるのですが要約すると

マルチタイプ

  • そんな環境の中でコード共有化率の向上・移植性の向上を目指すにはモデル層の設計が重要

  • モデル層はUI要素を考えないアプリケーションの核である

というような内容です。

以前からモヤモヤと頭の片隅で考えていた事で

今回登壇をすることによってそれを言語化できたことが凄く自分の為にもよかったです。

当日

緊張でガチガチになってしまう事はなかったんですが

話している最中に自分で何をしゃべっているのかよくわからなくなってしまっていました。

あと時間とかも考える余裕が全くなかったです。

今後

今後も話したい内容があって話す機会があれば登壇していければと思っています。

それではまた( `ー´)ノ